卵子は毎日減っていく！？ ｜ 愛知県津島市で、不妊症・婦人科疾患・マタニティ・産後ケアは、整体House健康堂へ

こんにちは。

不妊専門整体
整体House健康堂の青山です。

今日は、「卵子」についてお話します。

なぜ、この話をするかと言いますと、

当院では、新規の方に妊娠までの

プロセスについてお話するのですが、

卵子について意外と知らないという方が多いため

皆様にもお伝えしようと思った次第です。

知ってる方はスルーして下さい。

卵子は、お母さんのお腹の中にいる時に作られ

一生分の卵子を備えた状態でこの世に誕生します。

つまり、産まれてから新しく卵子を作るわけではありません。

一方、精子は思春期を迎えると毎日作られます。

精巣は、精子を作るところですが、

卵巣は、卵子を保存するところなんですね。

女性は生理が始まると、毎月1個ずつ排卵しますから

毎月1個ずつ卵子が減ると思っていませんか？

実は、違うんです！

卵子は、産まれた直後から

毎日30個～40個ずつ無くなっていきます！

1ヶ月に約1000個も減っていくんです。

誕生直後は、約200万個の卵子を抱えています。

そして7歳になる頃には、約50万個。

生理が始まる思春期には、約20～30万個。

妊娠適齢期と言われる20代前半には、約10～15万個

になってしまいます。

さらに年齢を重ねればその分だけ減っていきます。

30代後半では、赤ちゃんの時あった200万個の

1～2％ほどしか残っていないということになります。

ですが、これらはあくまで一般的な数値であり

全ての人が同じではありません。

20代でも残りの卵子が少ない方もいますし、

40歳でも比較的多い方もおみえです。

個人差があるということです。

そこで、残りの卵子がどのくらい残っているかを

調べる検査があることをご存知ですか？

それは、AMH検査です。

AMH（アンチミューラリアンホルモン）検査とは、

卵子が卵巣にどのくらい残っているかを予測する検査です。

（昔は、抗ミュラー管ホルモンと言われていました。）

原始卵胞から出されるホルモンの量を数値化したもので、

値が高ければ残りの卵子が多いのではないか、

値が低ければ残りの卵子が少ないのではないか、というものです。

※残りの卵子の数が分かるわけではありません。

ですから

×AMHの値が低い＝妊娠できない
○AMHの値が低い＝妊娠できる期間が少ない

と理解して下さい。

現にAMHが高くても卵子の質が悪ければ妊娠しづらいですし

AMHが低くても卵子の質が良ければ十分妊娠は可能です。

ここで私がお伝えしたいことは、

もともとある卵子の数や減少する数には個人差があり

「私はまだ20代だから大丈夫！」とは言えないということ。

妊娠を望まれる方は、一度AMH検査を行ってみて下さい。

産婦人科で血液検査を行うだけですし、生理周期に関係なく

いつでも出来る検査です。

仮にAMHが低かったら？

そんな方は、焦らず体を良い状態にしていくことです。

先ほども言いましたが、AMHが低くても卵子の状態や

健康状態が良ければ全然問題はありません。

そのためにも、まずはあなたが健康であることです。

当院は、あなたを健康へ導くお手伝いをしております。

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